自分の健康状態を自分の目で見て確かめる方法です。

下の左側の写真は正常な赤血球です。丸い球状が赤血球です。ビタミン、ミネラル酸素、老廃物の運搬を円滑に行えるよう、ひとつひとつがバラバラで、くっつきのない赤血球です。健康状態は良好です。

血液観察で、病気の予防や生活習慣病の予防（血液観察の例）

	正常な赤血球 丸い、赤い赤血球が、弾むようにサラサラと流れている。 ビタミン、ミネラルなどの栄養素やホルモン、酸素及び老廃物の運搬が円滑に働くために、くっつきのない、ひとつひとつがバラバラの赤血球。 和食中心で腹八分の血液状態。 [症状]　健康状態良好
	連鎖状赤血球 脂肪、たんぱく質、糖分などの過剰摂取及び分解不足の為に血中に脂肪、たんぱく質、糖分が入り、ドロドロした状態。 血球の表面積がとても小さいので、酸素や栄養をしっかり運べません。 ベトベトに固まった赤血球。 [症状]　一般的には、頭痛、めまい、肩こり、だるさなどの症状が現れます。疲れやすい。集中力や思考力の低下。
	凝集赤血球 赤血球が連鎖し、過剰なたんぱく質や脂肪が凝集している。血液中の栄養分が十分に分解されず、赤血球に吸収されないときは、そのまわりに付着して粘りになります。 食後1〜3時間は誰でもこのような状態になる。 栄養の分解不足が続くとさらに粘着性が強まり、赤血球同士がくっついていく。 [症状]　疲れやすい。冷え性。集中力、思考能力の低下。慢性頭痛。脳梗塞。心臓疾患。酸素不足。消化不良。水分不足。
	凝集集合体赤血球 赤血球が集まり、全く動きがない。血液中の蛋白質や脂肪などの栄養分が分解されず、血液中に高濃度でたまっている。栄養物だけではなく、排泄物の運搬もできなくなり、血液が著しく汚れてきます。 重大な病気を持つ人の血液に多く見られる。 [症状]　慢性疲労。肩こり。頭痛。思考能力低下。がん。糖尿病。心臓病
	有棘赤血球【アキャンソサイト】１ 金平糖のような球状でデコボコした赤血球。赤血球の細胞膜に一定のスパイク状の突起物が出来る。 （肝臓障害）特に便秘、下痢、宿便などの症状によって腸の働きが弱くなっている場合にも現れる。 [症状]　肝炎。肝硬変。慢性腎臓疾患。肺の浄化能力の衰え。便秘、下痢。
	有棘赤血球【アキャンソサイト】２ 金平糖のような球状でデコボコした赤血球。赤血球の細胞膜に一定のスパイク状の突起物が出来る。 （肝臓障害）特に便秘、下痢、宿便などの症状によって腸の働きが弱くなっている場合にも現れる。 [症状]　肝炎。肝硬変。慢性腎臓疾患。肺の浄化能力の衰え。便秘、下痢。
	変形赤血球 活性酸素が赤血球を破壊している。細胞膜が過酸化脂質化しているので、変質細胞になりがん化しやすい。 活性酸素の影響で酸化した赤血球。ストレス、タバコ、農薬、食品添加物などが原因か。 [症状]　溶血性貧血。悪性腫瘍。
	コレステロール結晶 乳白色の透明な結晶でガラスの破片のようになる。動物性蛋白質、脂肪のとりすぎ。 赤血球の8倍〜12倍程度の大きさ。 この塊が血管などに詰まり様々な疾患を引き起こす。 [症状]　動脈硬化を誘発し、脳梗塞、心筋梗塞の原因になる。
	白血球 1立方ミリメートル中に4000〜8000個です。直径7〜15ミクロンの円盤状の血球で3種類がある。 [症状]　免疫機能低下。慢性炎症。増加の場合：細菌性感染。腫瘍。
	イースト菌・真菌類 血球との隙間にくもの巣があるような状態。血液の余分な糖分をもとに醗酵すると考えられる。 栄養過多で糖分を餌に増殖する。 [症状]　糖尿病。免疫機能低下。喘息疾患。
	プラーク【異物】 不透明な厚い固まりプラーク。防腐剤、農薬、食品添加物などが分解されずに血液中に入り込んだ状態。
	中性脂肪 油っぽい食事や、ラーメン等を食べた後でよく出てくる中性脂肪。赤血球の周りに白っぽく輪が見えている。 高脂血症の人にみられる。 [症状]　動脈硬化や心臓病、肥満に注意。
	尿酸血漿 全体的に緑色で、先端がとがった鋭利な結晶。高たんぱく質、糖分の過剰摂取をながく続けると、栄養分解能力が低下し、尿酸濃度が上昇して、それが血中で結晶化する。 この塊が関節にたまると通風になります。 [症状]足の親指のつけ根や、膝の関節などが痛む、いわゆる痛風になる。排泄機能低下、腎臓機能低下。

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